3月29日桜紀行・身延編その2(山梨県身延町)2009年04月03日 23時53分13秒

南部実長公の墓所と枝垂桜、背後に見えるのが南部氏館
【南部氏館】

南部氏館跡へは南部実長公の墓所の横から登ったが、途中に倒木があって微妙に登りにくかった。少し登るとやや広めの空が開けた郭跡に出たが、どうやらここが発掘調査で建物の跡が発見された場所らしい。微妙に窪地があったり、石が固まって置いてあったり、祠があったりと気になる部分はあったがイマイチどうゆう役割の郭なのかは判断できなかった。

堀底道のような登り道を登るとさらに郭があり、山の中腹まで数段に渡って郭群が形勢されていた。今でこそ竹林の混じった雑木林だか、林内には妙な果樹の跡や、近代の水道?のような跡、そしてガラスや空き缶(今では絶滅危惧種の細缶)が散乱していたため、植林される前は何かの畑や小屋があったのではと思われる。

遺構としてはやはり山の北斜面中腹に展開する郭群が良かったが、それでも一番印象的だったのは西側の竪堀で、特に横掘(堀底道?)が交わる箇所が崩落を起こして深くえぐれているのがなんとも言えない光景だった。

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