4月25~26日桜紀行・最上仙北遠征編その1(山形県新庄市)2009年04月27日 23時38分33秒

新庄城の本丸内堀の桜
週末に天候が崩れることは前もって判っていたものの、今年の桜もそろそろ見納めなため、少々無理して山形経由で秋田の仙北まで行ってきました。

【新庄城】

先週末の庄内遠征の帰りに新庄にチラっと立ち寄った時は、まだ最上公園(新庄城址)の桜はつぼみだったはずが、今週は既に満開のピークを越えて風雨のために散りだしているというのだから、桜の見頃を図って訪れるのは難しい。

新庄城は最上氏改易後に最上郡に移封された戸沢政盛によって築かれた平城で、戊辰戦争の戦場となるまで続いた新庄藩の藩庁である。今では本丸だけが公園として残り、内堀に土塁や石垣が残っているが、なぜか内堀は公園正面が水堀、公園背後は空堀として整備されているのがなんとも印象的だった。

最上公園の桜はまだ満開のものも多く、水濠沿いの桜はなかなか綺麗だったが、全体的には散り始めており、断続的に降り続く雨がいっそう散るのを早めているようで、なんとも嫌な天候だった。