4月12日桜紀行・真岡鉄道沿線編その2(栃木県市貝町)2009年04月16日 23時52分40秒

主郭の展望台から見下ろした風景
【山根城】

茂木町へ行く途中、市塙駅から満開の桜が見えていたので気になっていたが、茂木町からの帰りに立ち寄ってみると、思いのほか良い雰囲気の公園だった。

山根城は那須一族の千本氏の支城の一つで、丘陵の端を堀切で切った単純な縄張りだが、主郭の周囲を巡る空掘とその外側に展開する帯郭群がなかなか見やすくて良かった。山根城自体は公園化されているが、山根城から堀切を隔てた後方の丘陵もどうやら城跡らしく一応公園の入り口の看板には芦原城と記載されていた。芦原城の方は完全な雑木林で藪は無かったので散策はできそうだったが、今回は桜が目当てなのでパスすることにした。

山根城跡の記念樹の森公園は桜の数は多くは無いものの、満開の桜が要所要所にあってなかなか長閑な光景で、主郭の小さな公園にしてはかなり高い展望台からは、市塙全体や城跡が良く見渡せて素晴らしかった。