10月13日北陸遠征・その5(富山県富山市)2009年10月23日 20時16分51秒

安田城(左が二の丸、右が右郭)
【安田城】

富山市内で一泊した次の日、富山市郷土博物館が開館する9時まで2時間以上も時間があるため、先に郊外にある安田城を確認しに向った。

安田城は始まり不明だが、豊臣秀吉の富山攻めの時に白鳥城の支城として利用され、富山が前田氏の所領となってからは前田氏の家臣が置かれたという。

安田地区に着いてみると城跡は綺麗に整備されており、小さな平城ではあるが、水堀と土塁によって3つの郭がハッキリと形作られている光景はなかなか立派なものだった。また、本丸の土塁はそのサイズに似合わず大きなもので、上に登ってみると車が走れるほどの幅があった。

城跡の側には安田城資料館があるが、この時は祝日の次の日で休館日になっており、残念ながら中の展示品を確認することはできなかった。