11月10日城址と紅葉黄葉の旅・その1(岩手県奥州市)2012年11月12日 22時57分06秒

東北地方の紅葉シーズンも半ばを過ぎたので、週末は岩手県の南のほうへと出かけて来た。まず、最初に向かったのは城址ではなく、以前から行ってみたかった歴史テーマパークの「えさし藤原の郷」である。時代劇や大河ドラマを見ている人にはロケ地と言ったほうが、どちらかというとわかり易いかもしれない。


藤原の郷正殿
水沢江刺駅から「えさし藤原の郷」行きの無料シャトルバスが出ているのでそれに乗って移動。着いてすぐに受付を通って園内へと入るが、午前中の開園してまだそんなに経っていない時間のため人はまばらだった。ただ、どこかの学校が修学旅行(遠足?)に来ていたようで、集合を知らせるアナウンスが流れると生徒が走って入り口へと向かって行った。画像は入り口からすぐの場所にある平安様式の政庁を模した建物。


藤原の郷大通り
政庁から出た先には大路があり、この風景は既視感があったが、何で見たかよく思い出せなかった。


やぶれ門
政庁のある場所の脇には義経関係の建物があるが、その近くには焼け落ちたような門のセットがあった。これも既視感があったが、なんてことはない今年の始め頃に見ていた大河ドラマ「平清盛」で使われたものだった。


藤原の郷豊田館城門
政庁周辺を散策した後は丘の上に登り、藤原氏の館(豊田館)を模したエリアを見に向かった。画像は北郭へと入る場所にある城門で、櫓門としては最も初期(平安時代頃)の構造である。


藤原の郷豊田館御殿
豊田館内部には御殿も造られているが、ここもやはり既視感があった。たぶん、「平清盛」の劇中のシーンだったと思う。


藤原の郷豊田館紅葉
藤原の郷はちょうど紅葉が綺麗で、豊田館のあたりでも綺麗な楓(椛?)が見られた。


紅葉と河崎の柵
丘から沢側へと降りた場所には城柵を模した建物がいくつかあったが、河崎の柵を模した場所の近くの紅葉もまた綺麗だった。


藤原の郷厨川柵
沢の枝分かれした箇所には厨川柵を模した建物があるが、城柵系の建物はどれも適当に実在する柵の名前をふったとしか思えない感じがする。この建物も既視感があったが、たぶん「天地人」か「毛利元就」の大河ドラマで見た気がする。


中村郷
沢の一番奥には中村の郷(といっても家2軒と納屋があるだけだが・・・)があり、説明板によれば大河ドラマ「秀吉」で藤吉郎の生家として建てられたものだという。家の中は真っ暗な上に、ここまで来る人もまばらなため、時間帯によってはこの辺りは少し怖いような雰囲気がある。


藤原の郷伽羅の御所庭園
最後に立ち寄ったのは最初に訪れた政庁から通りを挟んで隣にある伽羅の御所で、ここの庭園はなかなか綺麗だった。庭園の奥には無量光院を模した建物があるが、遠近法を意識しているのか何故かミニスケールで造られていた。


藤原の郷伽羅の御所正殿
御所の建物もやはり既視感があったが、これは逆に心当たりが多すぎてハッキリと思い出せなかった。本来の「伽羅之御所」とは名称以外の繋がりは無いが、建物としてはなかなか良く出来ており、内部は自由に見て周ることが出来た。

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