11月23日晩秋の青森で城址と黄葉の旅・その3(青森県八戸市)2012年11月28日 23時20分33秒

八戸城跡付近を散策した後は、以前日没でギブアップした楢館に再度向かうことにした。

八戸バイパス工事現場付近
以前は「バイパス工事で楢館跡が破壊される」という記事を参考にしていたため、見当違いの場所を彷徨ってしまった。画像の丘も勘違いした場所。ただ、画面左隅の表土が剥ぎ取られた箇所に発掘現場のような箇所あったので何かの遺跡のようではある。


楢館主郭
城跡は楢館のバス亭付近から単純に新井田川方面に下っていく道の先にあり、地形が岬のようになった場所の先端にあった。画像は楢館跡の主郭で、奥の一段低い場所(腰郭?)には八幡宮が祭られている。また、この部分には明確な土塁も見られた。


楢館主郭と東郭の間の堀切
主郭と東郭の間は僅かではあるが窪んでおり、恐らく堀切の跡と思われる。ただ、東郭はなだらかな斜面で、どこからどこまでが郭の跡か判らなかった。


風張館の横堀
楢館跡を散策した後は、近くにある風張館跡にも向かった。風張館も楢館同様に根城南部氏家臣の城跡で、水越氏や是川氏が住んでいたという。画像は風張館の横堀で、かなりハッキリと堀跡が残っていた。ただ、この時点で既に日没を迎えており、辺りはあっという間に真っ暗になって城跡全体をちゃんと確認することが出来なかった。