4月13日大庭城址花見散策(神奈川県藤沢市)2012年04月15日 23時06分15秒

先週末は風邪で寝込んで全く花見が出来なかったため、今週は少し無理をして夕方に藤沢にある大庭城址へと行ってきた。


柵の向こうの腰郭
大庭城は舌状台地を利用した典型的な縄張りの中世城郭で、城内へは南の登城路から突入したが、登って行く途中にもハッキリと腰郭が確認できた。図の腰郭は柵で侵入できないようになっており、何が祀られているのか判らないが社もあった。ちなみに城内は柵の向こうに堀や郭が確認できる場所が他にも散見できた。


堀切
南の登城路では途中で掘切も見ることが出来、立ち入り禁止にしたいのかロープが適当に張られていた。堀切の先は南端の出丸で、ここは公園としては整備されていない。


主郭の掘立柱建物跡
南口から登りきった台地の上が主郭(一の郭)で、ここには掘立柱建物の跡が石で表現されていた。


横堀
台地上は横堀によって主郭(一の郭)、二の郭、三の郭、四の郭に別けられており、堀は大分埋まっている場所もあるが、二の郭と三の郭の間の掘は深く折れ曲がっており見ごたえがあった。ただ、写真に撮ると何が何だか判らない絵になってしまったので、画像には主郭と二の郭の間の堀を代わりにチョイスした。


4の郭の染井吉野
公園となっている城内は学校が近いせいか部活動でランニングをしている学生が多かったが、三の郭と四の郭では花見をしている人々もチラホラ見かけた。基本的に桜は染井吉野が多いようで、特に四の郭の木々が満開で綺麗だった。


別の桜
染井吉野以外の桜(画像中央の花が桃色のやつとか、画面右の花が緑色っぽいのとか・・・)もあったが、なぜかトイレの裏とか微妙な場所で見かけた。


北西の公園入り口
登城路は3箇所あるが、東と南は歩行者専用の階段で、北西だけが坂道の公園正門となっている。ここでは石垣も見られるが、もちろん城の遺構とは関係無い。


川沿いの桜並木
余談になるが、城址のすぐ東を流れる引地川沿いにも桜並木があり、ここの桜も満開で綺麗だった。

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