12月27日暮詣・その6(静岡県浜松市)2010年01月14日 23時31分15秒

秋葉山中腹の標高700m付近にある秋葉寺
【秋葉山秋葉寺三尺坊】

土佐坂を登り切った先には立派な仁王門が立っており、門を抜けた先には秋葉大権現を祀る秋葉寺の本堂があったが、門と本堂の間の境内は山の中腹とは思えないほど広く、これには少々驚かされた。

秋葉寺はかつては神仏習合の寺社だったが、明治の神仏分離政策によって廃寺にされており、現在の寺はその後にこの場所に再興されたものだという。

本堂で参拝を済ませた後は寺の裏にあるトイレで用を済ませ、再び山頂目指して移動を開始したが、寺の周囲は上も下も人が歩けるだけの山道しかなく、麓からも600mの比高差があるため、どうやって建物やインフラを整備したのかなかなか興味深いものだった。なお、寺の本堂の裏の林の中にも何やら広い平場があるため、ここにもかつて何か建っていたと思われ、これもまた気になる場所であった。

寺の場所からさらに山道を登っていくと五の鳥居跡があるが、ここも「四」や「三」同様に残っているのは土台だけといった状況だった。しかし、このあたりから急に杉の大木が目立つようになり、途中には参道の真ん中に立ちふさがっている巨木もあって、急に周囲の風景が神々しく見え始めたのがなんとも不思議な感じだった。

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