12月20日駿府散歩・その1(静岡県静岡市)2010年01月04日 23時30分05秒

二の丸南面の崩壊した石垣
【駿府城】

12月20日に所用で静岡に出かける機会があったので、ついでに駿府城へと立ち寄って来た。

駿府城といえば2009年8月11日に発生した駿河湾地震の被害を受けた城として記憶に新しかったため、被害の程を確かめるために城の周囲をぐるりと回ってきた。

ざっと見たところ地震の被害で崩れた石垣は3箇所で、特に三の丸大手門脇の石垣と、二の丸南面の石垣は完全に堀にずり落ちており酷いものだった。あとの1箇所は三の丸南東隅の外掘の外側で、ここが崩れているため歩道が立ち入り禁止となっていた。

12月20日駿府散歩・その2(静岡県静岡市)2010年01月05日 21時55分31秒

駿府城内の例のアレと富士山
【駿府城】(例のアレと富士山)

駿府城をぐるりと散策したところ、前回訪れた時と違い二の丸の坤櫓の周辺が綺麗に整備されていた。肝心の櫓の方はまだ土台の修復中らしく工事用バリケードで囲まれていたが、櫓の前の広場は綺麗な芝生の広場となっていた。

そしてその芝生の隅に、なにやら観光地によくあるアレがありました。なんでこんな隅にあるのかと不思議に思ったが、実際にそれの前に立ってみると理由がよく判った。ちょうどそれの背後に富士山が見えるのである。

12月26日暮詣・その1(静岡県富士宮市)2010年01月06日 21時59分43秒

蔵屋敷稲荷神社
【蔵屋敷稲荷神社】

前週、静岡を訪れた縁から2009年の最後は静岡の神社を詣でることにした。当日は天候にも恵まれたことから、最初の行き先は富士山の麓にある浅間神社の総本社である富士山本宮浅間大社に決めて移動を開始した。

富士宮市に到着した後、浅間大社に向う途中で蔵屋敷稲荷神社へと立ち寄った。蔵屋敷稲荷神社は大宮城の蔵屋敷に稲荷神を守り神として祀ったのが始まりで、大宮城の廃城後も神社は残り、以後は神田町の守り神として祀られているのだという。

神社はちょうど大宮城の二の丸の隣にあった蔵屋敷にあったというが、現在では周囲は住宅地で神社は少々窮屈そうな位置にあった。神社の背後には学校が建っており、この校舎のある場所が二の丸跡だというが、現状では蔵屋敷と二の丸の境界もさっぱり判らない状態で、大宮城に縁がある場所ということで参拝に立ち寄ったが、やはり周囲に城跡の面影を求めるのは難しかった。

12月26日暮詣・その2(静岡県富士宮市)2010年01月07日 22時02分12秒

浅間大社の鳥居から見た富士山
【富士山本宮浅間大社】

富士宮の街から神田川を越えるとその先は浅間大社の参道で、参拝するのは今回で二度目のため、寄道はせずに鳥居を潜ってまっすぐ拝殿を目指して移動をした。

手水舎で清めた後、朱色の鮮やかな楼門を潜ると、これまた朱色の眩しい拝殿と櫓のような二階建ての建物が特徴的な本殿が目の前にあり、見るのは二度目とはいえなかなか美しいものだった。

参拝を済ませた後は前回買うのを忘れていたお守りを購入し、帰りにはお宮横丁によって富士宮名物のヤキソバを食べ、少し休憩してから次の目的地へと移動した。なお、今回は晴天に恵まれたため、浅間大社からも富士山が良く見えてなんとも美しいものだった。

12月26日暮詣・その3(静岡県富士宮市)2010年01月08日 22時08分52秒

浅間大社の御鶏様
【富士山本宮浅間大社】(御鶏様)

前回大社を訪れた時は柵も何も無い池の周りに鶏が沢山いて少々驚いたが、今回はその鶏が見当たらなかったのが少々気がかりだった。てっきり冬なのでどこかの屋内にいるのかと思っていたら、参拝を終えた後にちょうど鶏の鳴き声が聞こえてきた。どうやら神社の裏に居たようで、どうりで見当たらなかった訳である。御鶏様は相変わらず元気そうに闊歩しており、こちらから近づくと隊列を組んで距離をとろうとする姿がなんともほのぼのしていて良かった。