1月10日初詣の旅・その9(京都府京都市中京区)2010年01月26日 19時58分25秒

二条城本丸東橋と櫓門
【二条城】(本丸)

二の丸庭園の散策を終えて本丸へと渡る東橋へと来たものの、どうも東橋の先の櫓門は正面に窓も装飾も無い妙な姿だった。この違和感は後日解消することが出来たが、どうやら元々東橋は廊下橋で門と繋がっていたため門の正面には何も無いのだという。

門を潜り枡形を抜けた先が本丸内で、二の丸同様ににこちらにも御殿があったが、これは明治に移築された桂宮家の御殿だという。元々城と関係ない移築建造物だが、それでも宮家の由緒有る建物であり、こちらも是非中をのぞいて見たかったが、残念ながら今は公開はしていないようだった。

本丸庭園を抜けて南西隅に向うとそこには天守台があり、この上からの眺めはなかなか良かったが、そもそも二条城自体が広いため、見渡す限り二条城といった感じの眺めだった。

本丸を散策した後は本丸の搦手から二の丸に出て二の丸西部を散策したが、こちらにも地味に南北対称の位置に土蔵が残っていたり、休憩所の近くに旧二条城の石垣が展示されていたりと、見所が多かったが、二の丸西門周辺が立ち入り禁止なのは少々残念だった。

二の丸の北側を通り北仕切門を通って清流園へと出たが、ここでは何やらちょうど工事をやっているようだったため、そのまま立ち寄らずに北門へと向った。北門は西門と違って門が残っており、今でも外と繋がっているが、管理上の問題なのか今は通行できないようになっていた。

ぐるりと城内を散策して城外に出た後は、外周もぐるりと見てみようと思ったが、さすがに時間に余裕が無いためそれは諦めることにした。