4月29日奥州桜と城址の旅第二陣・ラスト【花巻城】(岩手県花巻市) ― 2013年05月07日 22時19分53秒
釜石から花巻へと戻り、神奈川への帰途に着く前に花巻城へと立ち寄った。ただ、既に太陽の位置は低くなっていたため、駆け足で巡ることにした。
花巻城の大手門跡付近には鐘楼があり、ここの桜は満開で綺麗だった。この鐘楼の時鐘は元は盛岡城のために造られたものだが、音が小さすぎて城下に響かなかったため、花巻城に移されたという経緯がある。
花巻城は西側が台地続きになっているため、この部分を削って堀を作り、台地から切り離している。この堀の跡はよく残っており、今は駐車場などに変わって入るが、名前から言って当時は泥炭に近い水堀だったのだろうか。画像は市役所裏の駐車場。
大手門跡付近から公園となっている本丸跡へと向かうと、御台所前御門跡に説明板が新しくできていた。説明板に描かれた枡型の絵と現状を比べると、思いのほか当時の枡型の形が残っていることが判る。
本丸跡の桜はまだ満開ではなかったが、予想していたよりは咲いており、花見客も何人か訪れていた。
桜としては本丸跡よりも本丸の丘の北麓を流れる後川沿いに多く咲いており、ここいらの桜は満開で綺麗だった。
花見客もこの辺り一帯の公園内に集中しており、大勢の人々で賑わっていた。27日と28日は冷たい強風が吹いて花見どころじゃなかった感じがするが、この日は風も落ち着いて強風は吹いておらず、4月末としては少し寒いが大分花見はし易くなっていたように思う。
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