4月28日奥州桜と城址の旅第二陣・その3【柳之御所など】(岩手県平泉町)2013年05月02日 22時38分33秒

登米市の散策後、桜はちょうど平泉から一ノ関付近が満開と判ったため、連休2日目は平泉へと向かった。この日は天候は良かったものの、奥羽山脈から吹き降ろす冷たい強風が常時吹き荒れており、なかなか消耗が激しい大変な一日だった。


柳之御所の堀
平泉に着いてまず先に向かったのは柳之御所跡で、奥州藤原氏の居館があった場所である。前回来た時はまだ発掘と整備前の工事で全く立ち入りが出来なかったので、今回が初散策となる。画像は御所の周辺の堀の跡で、ここからは橋の遺構も見つかっており、さすがに橋までは復元されていなかったが、思っていたよりも城館らしい堀だった。テーマパークの「奥州藤原の郷」のイメージが先入観としてあったため、これはなかなか予想を裏切られた形だった。


柳之御所跡
建物の跡に関しては画像のように平面復元が行われていたが、「仮整備」となっている箇所が沢山あったため、まだこれで完成ではないらしい。一応、MAPがあって建物跡の配置が描かれていたが、これだけだとバラバラでイマイチどういう館だったのかイメージが掴みづらかった。


柳之御所の庭
御所跡で一番判り易かった遺構が画像の回遊式の池で、金鶏山を借景とした庭園を想像すると、けっこうそれっぽいイメージが浮かんできた。


観自在王院跡
柳之御所跡には桜は見られなかったので、町内を移動して観自在王院跡へ。ここも正面は桜は見られなかったが、池の周りに紅色の桜、背後には染井吉野っぽい満開の桜が見られた。


毛越寺
おとなりの毛越寺は平泉でも有数の桜の名所だが、以前立ち寄っているので今回は内部はパスして、入口前の枝垂桜だけ見て次へと移動した。


平泉の桜
町内の4号線の桜並木が満開でなかなか綺麗だったが、中尊寺付近の桜も満開で晴天に相まって綺麗だった。


中尊寺
中尊寺も前回訪れているので今回は登らずに麓の桜だけを見てまわった。さすがに観光地だけあってこの辺りでは観光客が多く、バスや自動車がひっきりなしに駐車場に入ったり出たりしていた。

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