3月21日木曽路中山道遠征・その7(岐阜県中津川市)2010年04月01日 23時22分11秒

馬籠宿
【馬籠宿】

馬籠城跡を見た後は、そのまま街道沿いに戻って馬籠宿へと入り、宿場町の中を散策したが、緩やかな斜面に沿って立ち並ぶ町並みはなかなか趣があって良かった。これで雹交じりの雨が降る天候でなければ尚良かったのだが、これはこれで町の店を交互に渡り歩いて散策でき、思いのほか苦痛には成らなかった。

馬籠宿は過去に大火で焼失しているため、当時の建物は残っていないそうだが、それでもこれだけ統一された街づくりがされていると、文化財と見間違っても不思議じゃないように思えてくる。宿場町の本陣も例に漏れず焼失しているが、現在はある程度整備されて島崎藤村の資料館となっていた。なお、文豪の島崎藤村は馬籠宿本陣を預かっていた島崎家、古くは馬籠城を預かっていた島崎重通の血筋の人である。

馬籠宿を坂の上まで散策した後は、宿の端にある店で昼食に蕎麦を食べたが、ちょうど昼食を終えた頃には雨と雹が止んでいた。天候が回復するのであれば、このまま旧街道を進んで馬籠峠を歩いて越える予定だったが、以前不安定な空模様で、かつ昨日とは比べ物にならないほど寒かったため、徒歩での峠越えは結局諦めることにした。

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