4月17日桜紀行 福島~白石編・その2(福島県福島市)2010年04月24日 23時21分32秒

福島城の土塁(復元?)と桜
【福島城】

大森の城山の桜を見た後は市街地へ移動し、県庁のある辺りを目指して移動した。県庁のある辺りの市街地は福島城の跡地であり、遺構は土塁の一部が残るに過ぎないが、以前着た時にここも桜が綺麗だった思い出があるため立ち寄ることにしたのだった。

福島城は中世の大仏城(杉妻城)を利用して築かれた近世平城で、福島藩の代々の府城となった城である。元の大仏城については、いつ築かれたか定かではないが、中世には伊達持宗が鎌倉公方に反旗を翻してこの城に篭城したという。

福島城跡の遺構は県庁の裏にある土塁と、県庁に隣接してある紅葉山公園の庭園遺構くらいだが、県庁前の小学校には土塁の一部を再現した場所がある。桜は主に県庁の土塁付近と川沿いに咲いていて、河川敷から見ると綺麗だが、小学校の土塁の一部を再現した場所から続く小さな公園もまた桜が咲き誇って綺麗であった。なお、市街地は郊外と違って雪はほとんど融けており、場所によっては既に乾いている所もあった。