4月14日奥州桜と城址の旅・その5【横田陣屋】(福島県須賀川市)2013年04月19日 23時59分07秒

長沼城を散策した後は、長沼と須賀川市街の中間らへんにある横田地区へと向かった。目当ては横田陣屋跡と御殿桜である。


横田陣屋跡
横田陣屋は新発田藩の溝口家の分家の溝口直行がこの地に移封されて建てた陣屋で、現在は民家の敷地と畑になっている。現状から見ると山裾に雛壇状の平場を形成して陣屋を建てたと思われ、南側にだけ堀の跡が見られた。


横田御殿桜
この陣屋跡の民家の敷地にあるのが「横田御殿桜」(画像左)で、陣屋の庭に植えられた桜が成長して今に残ったものだという。周囲には御殿桜以外にも見事な枝垂桜があり、ちょうど満開の花を咲かせて見事な春の景色を演出していた。


横田の枝垂桜2
御殿桜の次に目に付いたのが陣屋跡の西側の畑の中にある桜で、これもまた綺麗で華やかな枝垂桜だった。


護真寺の桜のトンネル
ちなみに陣屋跡の隣には護真寺があり、そこの枝垂桜も良かったが、何よりも寺の参道の桜のトンネルが素晴らしかった。


松山城
余談になるが陣屋跡から東に見える丘は二階堂氏の松山城跡。この日のうちにまだ行きたい場所があったため、残念ながら今回はスルーして立ち寄ってはいない。