4月7日松本花見の旅・その1【松本城】(長野県松本市)2013年04月08日 22時45分24秒

関東の桜の時期は既に過ぎてしまったため、週末は信州へと出かけて来た。・・・と言っても6日は風が強い上に雨脚も強く、予想以上に信州は寒かったため、上諏訪温泉にて早めにチェックインし、結局温泉と飯を楽しんだだけで一日が終わった。ちなみに上諏訪には桜の名所の高島城があるが、諏訪の桜はまだまだ蕾が多かった。


太鼓門
7日も朝は雨が降っていたが次第に止んだため、前日に桜が満開の手前と聞いていた松本へと足を伸ばした。松本と言えばやはり松本城だが、事前情報通りに桜はほぼ満開に近い状態だった。画像は松本城二の丸太鼓門と外掘沿いの桜。


松本城二の丸の石垣修復中
松本城の二の丸はちょうど石垣の修復中で二の丸の大部分にフェンスが張られていた。


修復中の松本城埋門石垣
本丸も埋門の周辺の修復工事中で、このため本丸には黒門からしか出入りが出来ない状態になっていた。


松本城の桜
初めは時々小雨がぱらつく曇り空だったが、11時をまわったあたりから青空が広がり始め、気がつくと青空の下に満開の桜が咲き乱れる絶好の景色へと変わっていた。


松本城外掘の桜
桜は二の丸の西側一帯が綺麗だったが、外掘り沿いにぐるりと続いている桜もなかなか見事だった。


松本城柳の井
城をぐるりと一周した後は、せっかくなので市街に埋もれた三の丸跡のまだ見ていない遺構を見に向かった。三の丸跡の北東部のかつて惣堀があった場所には「柳の井戸」があり、この井戸は元は堀に噴出していた湧水で、堀を埋め立てた後に井戸として確保したものだという。


松本城三の丸土塁
「柳の井戸」の周辺の駐車場は惣堀の跡で、駐車場に隣接する場所には三の丸の土塁も残っていた。


大手門跡の発掘現場
三の丸南部の大手門跡には去年に発掘が行われた一角があり、現在は埋め立てられてただの空き地になっているが、ここからは大手門の石垣や破却時に壊された大手門の瓦などが見つかっており、将来的には西総堀土塁公園のように整備されるのかもしれない。