12月24日年の瀬会津の旅・ラスト(福島県会津若松市)2012年12月28日 22時40分59秒

連休最終日は前日までと違い、冬らしい雪が降る寒い天気となったため、市内の城館跡を軽くまわって帰途につくことにした。


対馬館跡
西若松駅から近い場所にある対馬館跡へと向かったが、事前の情報通りにこれといった遺構は見られなかった。福島県の遺跡データベースを見る限りでは「対馬館団地」の中を南北に通る道路が堀跡のように見え、団地西半分からローソンのある場所あたりまで館跡に見えるが、現地を歩き回って見ても裏づけは取れなかった。なお、対馬館は蘆名氏家臣の松本対馬守の居館である。


充殿館跡
対馬館跡を見た後は、対馬館主と同族の松本右馬充の居館跡である充殿館跡へと向かった。ここは今は「館薬師」と呼ばれており、ここには蒲生秀行の廟所残されている。廟所は文化財に指定されており、豪雪対策なのか画像のように廟所覆うような屋根が取り付けられている。ちなみに館跡は明らかに周囲より高くなっており、縄張りはほぼ方形で周囲には水堀が廻っていたと考えられる。