8月5日川越散策・その1(埼玉県川越市)2012年08月05日 23時19分17秒

晴天となった日曜は6年半ぶりに川越へと出かけて来た。川越城本丸御殿の修理後にまだ訪れていなかったことと、以前はその存在すら知らなかった中の門堀のことを知ったのがきっかけだったが、単純にまた川越の街を見たくなったという理由もあった。


川越の蔵の街
川越の蔵の街は相変わらず独特の雰囲気があって良かったが、夏場の日中は思いのほか日陰が無い為に散策がキツイということも判った。


川越時の鐘
蔵の街のシンボルの時の鐘を確認し、周辺を少し散策しただけでもうバテてきたため、午前中はほぼ飲食店内で過ごす羽目になった。


川越城中の門
昼食後、意を決して川越城跡へと向かい、第一の目的地である中の門跡に向かったが、この場所は周囲がぐるりと住宅地で、確かに予想外の場所であった。ここには冠木門があるが、これが「中の門」というわけではなく、この場所の出入りを管理する門で、門限も記載されていた。


川越城中の門堀
中の門堀は中曲輪にある堀で、郭間の堀とは別に内側に設けられた特殊な堀だったようで、この堀のおかげで道が二度折れ曲がる構造になっていたようだ。堀の方はなかなか見事だったが、やはり単体だとちょっと物足りない感じがするのが残念なところか。


三の丸虎口跡
中の門跡から本丸方面へと向かうと、交差点の脇に道が妙なことになっている場所があったが、ここは縄張り図と照らし合わせると三の丸の虎口があった場所で、妙な曲がり方をしている道が本来の道だったようだ。


川越本丸御殿
補修工事後は初訪問となる本丸御殿は内部も見た目もあまり変わっていなかったが、ガイダンス施設やトイレがある増設部分と外の庭などは記憶に無かったので、けっこう変化しているように感じた。


富士見櫓跡
その後、三芳野神社に寄って最後に富士見櫓台跡へと行ったが、以前は見落とした風景もけっこうあって再訪でも発見が多かったのが良かった。