8月21日将来後悔しないための城址散策・その5(滋賀県大津市)2011年08月31日 02時07分16秒

雨の中で大溝城を散策後、さらに南下して大津へと向かった。大津城と膳所城が目的だったが、途中で大津京跡(近江宮跡)なる宮城の跡が気になったため、立ち寄ることにした。

大津京内裏南門跡
大津京跡は山と湖の間のなだらかな斜面に立地しており、今では大部分が住宅地となっていた。住宅地の中に点在する発掘地点を梯子しながら移動するが、正直説明が無ければどこがどこの跡なのか判らない状態だった。画像は内裏南門跡。


大津京内裏南東角
発掘地点の一つに内裏の東南角があり、杭で塁線を表していた。なお、この場所は私有地が複雑に絡み合っているせいか、車道側からは死角になっている場所にある。


大津京内裏正殿跡
内裏の正殿跡は今では車道をまたぐ様に立地しており、東南角部分だけが柱跡を示して平面復元されていた。ここが大津京の中心のはずだが、見事なまでに周囲は住宅地だらけだった。