岩手宮城内陸地震による文化財への被害2008年07月03日 02時56分00秒

かつて自分がまだ仙台に居た頃、宮城県北部地震に遭遇し、その時仙台城の清水門跡と中ノ門跡の石垣が崩壊した。両石垣は今では綺麗に修繕され、周囲は以前よりも整備されていることを去年仙台に立ち寄ったときに確認している。

今回の地震は宮城県北西部と岩手県南西部に大きな被害を出し、登録文化財としては24件が被害を受けている。中でも気になったのが国史跡の仙台藩花山村寒湯番所で、石垣が全壊し、役宅の壁に亀裂が入っているという。観光写真でよく見る、門はなんとか無事らしいが、復旧の目処が立たず被害は深刻だという。新聞には倒壊した門付近の写真が載っており、なんとも痛々しい限りである。

峠がまるまる無くなるほどの地震だけに、栗原市内の山間部の城跡なども気になるが、さすがに無名の史跡は現地に行かないと調べようが無い。個人的には以前訪れた岩ヶ崎城や計須見城、あと震源に近い名のある城として安倍貞任の渕牛館などが気になる。

とりあえず、一度震災が落ち着いた頃に現地に行きたいところだが・・・。

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