1月6日甲府城散策+α2013年01月09日 22時33分15秒

新年一発目の城址散策のため、甲斐国の甲府城へと向かった。甲府城では今月の10日に鉄門の完成式があるのだが、正月休みが終わると当分は出かける暇が無くなる為、先に門を見ておこうと思い甲府城に来たわけである。


甲府城清水曲輪の石垣の露出展示
久しぶりに来たら甲府駅の北口がかなり小奇麗に整備されていたが、その中に清水曲輪の石垣が露出展示されている箇所があった。実際に地面の下には石垣が残っているのだろうが、この展示されている部分は新たに積んだものだろうからある意味復元とも言えるのかもしれない。


山手御門
山手御門へ行ってみると土塁の上から直接陸橋の上に登る階段が出来ていて、地味に便利になっていたが、線路側を見てみるとなんか蔵のようなものが建てられていた。どうやら「甲州夢小路」とかいう商業施設の一部らしいが、まだ工事中だったのでこれがいったい何なのかはよく判らない。


甲州夢小路
調べた限りでは明治~昭和の建物を再現した商業施設のようだが、銅光する時鐘櫓はちょっと悪趣味なようにも思えた。・・・というか、道路と線路の隙間みたいな場所ではなく、もっとスペースのある場所に塔のようなものは建てるべきと思うのだが・・・。


甲府城鉄門
山手御門周辺の微妙な再開発を見た後は、陸橋を渡っていよいよ確認したかった甲府城本丸の鉄門へと向かった。結論から言うと、画像の通り門は近づくことはできなかったものの、完成したその姿をちゃんと拝むことは出来た。ただ、映像を引くと左側にオベリスクが写って途端に微妙な景色になってしまうのが、残念なところではあった。


甲府城の石垣修復
鉄門の工事は終わっているが、何気に石垣の修復工事もやっており、鍛冶曲輪から見るとごらんの通り、足場と覆いが取り付けられていた。


武田神社
甲府城を散策した後は、冬になるとたまに食べたくなる「ほうとう」を駅前の小作で食べ、その後は武田神社へも行ってみたが、正月からもう1週間近くたつというのに参拝客の列が凄かった。まぁ、せっかく来て参拝しないのもアレなので、20分ほど並んでお参りを済ませてきた。ここは武田信玄の居城の躑躅ヶ崎城跡でもあるが、以前来た時と比べても、整備に特に大きな変化は見られなかった。