7月17日四国遠征・その5【宇和島城】(愛媛県宇和島市)2014年07月26日 01時25分41秒

2日目は道後温泉から出発して宇和島を目指して移動したが、色々あって出発が遅くなり、到着した頃には正午を回ってしまっている状態だった。宇和島での目的地は現存天守閣が残る宇和島城で、藤堂高虎が築いて宇和島伊達家が整備した城である。

三の丸跡と桑折氏屋敷長屋門
城山の麓にあった外郭と三の丸は見る影も無く市街地化してしまっていたが、三の丸からの登城路の入口には宇和島藩士桑折氏の屋敷の長屋門が移築されていた。画像は三の丸跡で、奥が移築された桑折氏屋敷長屋門。余談になるが、昼食は画像左に見える店で鯛カツカレーを食べた。感想としては少し癖がある味だがなかなか美味しかった。


登城路の石垣
登城路に沿って城山を登ると、随所にある石垣が目に付くが、薄暗い森の中を登る道自体が独特の雰囲気があって素晴らしかった。


宇和島城天守閣
城山の頂上には現存天守閣が残されており、3階建てとは言え写真で見るよりも大きく感じたのが印象的だった。天守自体は本丸の中央にあるため、隅櫓タイプの天守と比べるとどうしてもこじんまりとした印象になってしまう。


天守閣からの眺め
天守閣の最上階から本丸・二の丸、および城下(当時は大部分が海)を望んだ景色。武者窓から覗く形になるため少し窮屈だが、それでもなかなかの絶景だった。


藤兵衛丸跡に移築された山里倉庫
本丸・二の丸から降った場所に藤兵衛丸があり、現在ここにはかつて外郭にあった武器庫の山里倉庫が移築されていた。現在は倉庫内部は郷土館として利用されており、農機具など様々な文化財が保管されていた。


長門丸跡
藤兵衛丸からさらに降った場所に長門丸があり、ここが恐らく城内で一番広い郭跡と思われる。現在は遊具が設置されており、いかにも公園らしい光景になっていた。


修復中?の式部丸跡
今回、代右衛門丸への道が封鎖されているため内部は確認していないが、式部丸も同様に封鎖されていたので中には入っていない。画像がその式部丸の入口で、恐らく修繕工事中かと思われる。


立ち上がり門
搦め手に向かって登城路を降った場所に立ち上がり門があり、城内で唯一本来の場所に残る城門となっている。シンプルな薬医門ではあるが、これも天守同様に写真で見るよりも実物は大きく感じた建造物であった。

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