6月27日岩手遠征二日目【小屋畑館】(岩手県八幡平市)2014年07月07日 01時33分46秒

有矢野館跡を見た後は282号線沿いに南下し、道中「北の蕎麦屋」や「味噌茶屋」に寄道しながら小屋の畑まで移動した。前者では「コーヒー善哉」、後者では「味噌ソフト」を食べたがどっちも美味かった。余談になるが、前々回の記事にある博物館によれば山師の住んでいた集落は地名の最後に「畑」が付くのが特徴で、「小屋の畑」も山師の集落として掲載されていた。


小屋畑館跡
ここまで南下した目的は「小屋畑館跡」で、館跡は集落の中の段丘端にあった。画像は館跡の標柱だが、段丘端ギリギリに正面が外を向いて建てられており、丘の上からだと正面が見えず、丘の下からだと背景が空で文字が見えない等、写真泣かせの標柱だった。なお、手持ちの資料だとこの館跡の歴史は不明であるが、何故か一般の地図に遺跡として載っている。(※五日市館と有矢野館は載っていない)


小屋畑館の郭内
この時期に何も植えられていないのが不思議だったが、郭跡の内部は恐らく神社の参道以外は畑と思われる。この郭跡が恐らく主郭で、正面の林の奥に神社がある一段低い狭い郭がある。


館跡の神社
画像が前述の神社の社殿で、この郭は社の幅分しかスペースが無かった。当時は何に使用されていたのか気になる構造の郭跡である。


空堀
館跡は背後の丘との間に空堀を設けて切り離していたと見られ、神社のある位置からは大きな空堀を見ることが出来た。画像は神社の社殿脇から見た空堀。


堀跡
画像は前述の空堀の延長線上で、途中から埋まって浅くなっている。恐らく丘に登って来る車道も空堀の跡で、ここと繋がっていたと想像される。

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