1月29日奥羽古城散策更新2012年01月29日 06時40分15秒

奥羽古城散策
http://www.ne.jp/asahi/saso/sai/

今回の更新では昨年末の九州旅行分の6城を追加しました。

熊本城だけは2度目で再掲載になるものの、前回は御殿等が工事中だった上に二の丸や三の丸は散策していなかったので、今回でやっと全体像が掴めた気がします。とりあえず、城としてはかなり見所が多い場所で、強いて言えば天守閣が現存していないのが残念なところ。ただ、今の鉄筋コンクリ天守閣も外観だけは良いので、離れて見るとけっこう絵になります。

富岡城は陸繋島の城で、縄張りが面白く、こっちも麓から見るとけっこう絵になる山城でした。山の上の建物は城っぽいのは外観だけで、内部は観光PR館のような感じです。

本渡城はあまり城としての見所は無かったものの、城跡に建つ「天草キリシタン館」は天草の歴史がよく判っていい歴史資料館だった。あと、「キリシタン館」の裏には貴重な城に関係する人物の史跡があるので見ておいたほうがいい。

内牧城は平城の宿命とも言える市街地化による消滅の憂き目に会っており、水堀と僅かに残る二の丸石垣、あとは移築された城門だけが見所といった感じでした。

島原城は建物は全て外観だけの復元なものの、外から見るとかなり迫力があって素晴らしい。ただ、本丸の中に入るとかなりガッカリ感が強いので、複雑な気分になります。城跡の西にある武家屋敷はけっこう雰囲気が良く、3軒ほど屋敷も現存していて内部が見れるのでおススメです。

原城は「島原の乱」の顛末を知っているとちょっと尻込みしてしまう場所だったけど、今はとても長閑な畑が広がる丘陵でした。ただ、本丸には今も花が手向けられていたので、忘れ去られたわけではないのがシミジミと感じられました。

最後にトップ画像を、去年の弘前城を模した大雪像に変更しました。