12月25日肥の国旅行・ラスト(熊本県阿蘇市)2012年01月06日 22時49分22秒

内牧城跡を散策した後は今回の旅の締めくくりとして阿蘇山へと登ってきた。結論から言うと、とにかく痛いほど風が寒くて強くてまともに見て回ることが出来なかったのが心残りだった。

阿蘇山の中腹から見た外輪山
阿蘇山へと登る道の途中からは阿蘇の特徴的な地形がよく見え、なかなかの絶景だった。なんといっても削り取ったように平らな山が連なる外輪山が印象的で、他ではなかなか見られないここならではの景色だった。


草千里
阿蘇山の山の上の杵島岳と烏帽子岳の間には草千里と呼ばれる高原が広がっており、夏場には草原と沼が見られるそうだが、現在は雪でごらんの通りだった。奥に見えるのが烏帽子岳で、画面とは逆の後ろの方に火山博物館やレストラン等の施設がある。


阿蘇山西巌殿寺奥の院
阿蘇山中岳の手前にはロープウェイ駅があり、そこから火口まで登ることが出来る。この麓側の駅の隣には寺院と神社があり、画像の寺院は西巌殿寺の奥之院で、本院は阿蘇山の北麓にある。一応、縁結びのご利益で知られた寺院らしい。


阿蘇山上神社
寺院の背後にあるのが阿蘇山上神社で、先に訪れた阿蘇神社の奥社でもある。こちらは建物がコンクリート造りになっており、なかなかごつい神社であった。


阿蘇中岳火口より立ち上がる水蒸気
ロープウェーで中岳山頂に登ると火口を見ることができるそうであったが、火山性ガスの濃度が濃すぎて退避勧告が出されており、残念ながら拝むことができなかった。火口からは延々と水蒸気が立ち上っており、近くではかなり硫黄臭かった。しかも、ここは風が非常に強く、耳が痛くなるほど寒いため、冬に来る場所ではないなと思い知らされた。