飛騨路の旅2006年08月08日 17時35分43秒

高山陣屋
久々の遠出で飛騨に行ってきました。

1日目は飛騨の高山まで移動だけの予定だったが、途中で時間に余裕が出来たので美濃の岐阜に寄り道し、岐阜城のある金華山に登ってきました。金華山は300mの比高がある上に岩山なために非常に急峻で、実際に登ってみて「さすがは難攻不落の要害」と感嘆したが、逆にこんな山の上に石や木材を運んで城を作った当時の人達の苦労もなんとなく判る気がした。現在の山頂の岐阜城の天守閣は復興天守で内部は資料館になっており、最上階からは濃尾平野が一望できた。天気が良ければ名古屋のツインタワーまで見えるそうだが、残念ながらこの日は雲(霧?)で視界が悪くて確認できなかった。時間の都合で足早に金華山山頂と山麓の居館跡を巡ったが、今度はぜひ自分の足で山登りしてみたいものである。この日は飛騨高山まで移動して終わった。

2日目は飛騨高山の名物の朝市見学からスタートし、宮川右岸の古い街並みを見てまわった。古い街並みと言っても観光地化してるので、当時のままの建物はわずかだが、それでも景観が綺麗に統一されていていい感じでした。街並み見物の後は、高山陣屋を見物しましたがその広い内部にはちょっと感動しました。特に他ではあまり見られない当時の蔵が圧巻で、模造品とはいえ米俵が山積みになってる光景は印象的でした。

高山市内には近世の高山城の他、中世の松倉城など沢山の見ごたえのある山城がありますが、今回は処々の事情により山城は全てパスして平城をまわることにしたため、高山陣屋を見終わった後は、高山市の隣の飛騨市の中心部である古川地区へと移動しました。

古川は高山に次ぐ城下町であり、街中を流れる瀬戸川沿いの落ち着いた雰囲気は高山の賑やかな雰囲気とは別の趣があっていい感じでした。この古川の街の南側の古川小学校付近が増島城跡であり、現在は天守台の石垣と内堀の一部だけが残っている。天守台には現在神社が建っているが、この時は何やら修理中なのかブルーシートで覆われていた。今では城の全体像はさっぱりわからないが、この地域の城としては意外と大き目な天守台に思える。

古川の街並みを見てまわった後は、今度は一気に南下し、飛騨萩原の諏訪城を見る予定でした。・・・が、思いのほか移動に時間がかかったため、諏訪城は後回しにしてこの日は予定していた下呂温泉へと向かいました。

3日目はどうも朝から調子が悪かったため、城めぐりは諦めて静養していましたが、困ったことに熱は出るは頭は痛いはと病状は悪化する一方だったため、急遽旅路を中断して帰還することに…。温泉で疲れを癒すつもりが、疲労から風邪を引いてしまうという本末転倒っぷりで、次の日は丸一日寝込むという情けない結末でした。

8月22日奥羽古城散策更新2006年08月22日 12時03分06秒

奥羽古城散策
http://www.ne.jp/asahi/saso/sai/

今回の更新は春先に行った栃木の勝山城と福島の小浜城、宮森城の追加。あと、リンクの修正しました。

特に補足は無いですが、今回の追加分は花見の時の分です。飛騨旅編の分は近いうちになんとかしたいところ・・・。